こんにちは、リボーンダイバーズのイソタクです
アジア競技大会が佳境を迎えていますがあなたはどの種目を応援されていますか
わたしは26日に行われた女子マラソン佐藤早也伽選手の走りを楽しみにしていました
この季節の名古屋で高速レースはむずかしいかもしれない──
そう思いながらも彼女の走りをこの目で確かめたかったのです
当日の名城公園前は気温22℃ほど
肌寒さを覚えるほどでマラソンシーズンの感覚ならまずまずの条件と言える朝でした
しかし湿度は高く空気は重く曇り空は今にも雨を落としそうな…
傘を開くほどではないものの選手たちの身体には確かに湿度の影響が出ていたように見えました
沿道には静かな期待を胸にした人々が集まり選手を待っていました
その表情はただの観客ではなく誰かの背中をそっと支えたいと願うひとのまなざしのようにも感じられました
わたしは彼女を応援することで彼女が見せる強さを少しでも授かりたかったのだと思います
マラソンを走った者は沿道の声援がどれほど力になるかを知っています
苦しいときに背中を押してもらった経験があるランナーは応援する側に回ったとき
かつて受け取った力を今度は誰かに渡したくなる
その力の循環こそが応援という行為の本質なのだと感じます
そして佐藤早也伽選手の場合 その返ってくる力がとても特別なのです
ところが名城公園前で見た彼女は名古屋ウィメンズのような研ぎ澄まされた走りではありませんでした
わずかな揺れ・浅くなる呼吸・身体の本音が漏れるような瞬間
脆弱とも思えた姿が見えたとき沿道の表情は柔らかくなり声援は一段と大きくなっていました
弱さが見えたからこそ彼女の強さがより鮮やかに浮かび上がったのです
そしてその強さは応援する側の胸にも確かに届いていました
佐藤早也伽というランナーの魅力は
あのルックスと華奢な身体からは想像できないほどの静かで強烈な折れない芯です
どこから湧いてくるのか分からないほどのド根性が、彼女の走りには宿っています
名城公園前で彼女を待つ時間はただ選手を待つ時間ではなく
自分の中にある折れないものを探す時間でもありました
2周目の弱さを抱えながら前へ進む姿を見たときその灯りは確かにわたしの胸にも灯りました
応援とは、選手に力を渡すだけでなく選手から力を受け取る行為でもあるのでしょう・・・
佐藤選手は終盤に本来の粘り強さを発揮し2時間28分台でまとめました
昨日もまたわたしは彼女の走りから折れない芯を受け取ることができました
この力をダイビング指導にも活かしていきたいと思います
選手のみなさま
関係者のみなさま
本当におつかれさまでした
そして佐藤選手 4位入賞おめでとうございます
あなたの胸にはどんな折れない芯が灯っていますか?

