こんにちは、リボーンダイバーズのイチです
寒暖の差が激しいものの春らしい日がやってきました
新しいことを始めるにはいい季節です
ダイビングをリフレッシュしようとお考えのダイバーも多いかと思います
本日はリボーンダイバーズのインストラクターご案内サイトについて綴ります
こちら「インストラクター復活宣言」のページは
海の中を海月が浮遊する一見すると長閑な景観が広がる癒しの世界です
しかしこうしている今も乱獲や汚染また気候の温暖化により
世界中の海からどんどんサカナが減少していることをご存知でしょうか?
もちろん気がついていますよね
鮪や鰻だけではなく秋刀魚でさえなかなか食べられなくなっているのですから
このままでは25年後の2048年には海はもう元には戻らないといわれています
わたしが海に潜るようになってからたった40年足らずの間でも
南方に生息するはずのサカナが顕著に北方へと進出しています
伊豆ではなかなか見られなかったハタタテハゼが今日ではコロニーを形成し
希有な存在だったクダゴンべやボロカサゴも観察できるようになっています
ミノカサゴ種だけは例外で獰猛の性質が故に南方へと逆進出しているのですが…
陸上では熱帯が樹木の繁茂に適しているように温暖な海中にサカナが集まると考えがちですが
現実は真逆でサカナは冷たい水を好む生物なのです
換言すれば海の温暖化はすでにサカナが生死を賭ける程の脅威となっているのです
専門家は50年後にはプランクトンやバクテリアしか存在していない海が広がっている未来も示唆しています
此程では元気な姿でダイバーの前に現れるリュウグウノツカイなどの深海魚と
大量発生する越前クラゲやスナイロクラゲなどの動向が気になっていましたが
これらプランクトンと並び危機を迎えた海で生き延びられる生物の筆頭がこのクラゲといわれます
漁師は海のゴキブリ扱いをし敬遠しますが
クラゲの正体は高度に進化を遂げたプランクトンの末裔であり
その実態はどんな環境であっても生存できるよう適応能力を備える変幻自在のバケモノなのです
少し言い過ぎたようですね…仙台在住時に出向いたクラゲドリーム館はとても見応えがありました
潜水指導団体にもゴミ回収プログラムがありますし
今日では水中ゴミ拾い専門店も存在していますから
ダイビングインストラクターの海洋環境への意識はとても高いと思っています
海月も優雅に泳ぐ安らぎの海が続くようまずは何から始めていきましょうか?
