先週末名城大学女子駅伝部の米田先生にお会いした際に
『山本さんのパリオリンピック出場おめでとうございます！』
とお伝えしたところ一瞬で監督の表情になり
『日本選手権でいい結果が出せたものですから！』
と会心の笑顔でお応えいただいたのです
とはいえ学生の合宿も控えているので1日に発ち 2日（現地時間）のレース後には
直ちに帰国されるとのお話でした
初めて教え子がオリンピックに出場したというのに感慨に浸る暇もない
これがディフェンディングチャンピオンの現実なんですね
全日本大学女子駅伝8連覇＆富士山女子駅伝7連覇のエールを送りました
わたしが山本有真選手に注目をする契機になったのは
2年前の4年生当時に3000メートルの日本学生記録を28年ぶりに塗り替えた時で
長年に亘りその学生記録ホルダーとしてまたランニングの指導者としてご活躍を
されている斉藤（旧姓）コーチと面識があったからに他なりません
10年前仙台でランニングクラブの運営を手伝っていただいたご本人から
直接そのお話を伺っていましたので山本さんの記録更新がエポックメイキングで
あったことは容易に想像することができました
ミレニアム世代特有のSNSに対する感覚は
わたしの世代からすると驚くことも多いのですが
それが現代の若者の特徴でもあるのでしょう…
予選通過には自己ベストを更新するペースが必要でしたから
昨夜のようなレース展開に持ち込んだと思いますが
それにしてもルックスとは裏腹な大胆不敵な山本選手らしい立派な走りでした
所属の積水化学にはいまや女子陸上界を代表する選手が名を連ねていますから
今後のご活躍も大いに期待したいと思います
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